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【富山第一銀行】据置:A/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17d0235

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http://www.jcr.co.jp/

17-D-0235 2017 年 6 月 21 日

株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社富山第一銀行

(証券コード:7184)

【据置】

長期発行体格付 A 格付の見通し 安定的

■格付事由

(1) 富山市に本店を置く資金量約 1.1兆円の第二地方銀行。格付は、地元金融マーケットにおける安定したプ レゼンス、健全性の高い貸出資産の質や良好な資本の充実度などを反映している。ただ、有価証券運用に

おいてリスク量が大きいほか、収益力が低下しており従来の優位性が薄れている。有価証券にかかるリス

クを適切にコントロールしつつ、収益力の低下に歯止めをかけられるか注目している。

(2) 従来、有価証券運用で積極的なリスクテイクを行うことでコア業務純益を維持してきたが、近年は貸出金 利回りの低下幅の拡大や経費の増加などを背景に、収益は減少している。また、有価証券利息配当金にお

ける投信解約益の収益貢献が拡大しており、17/3 期は、投信解約益を控除したコア業務純益の減少が比

較的大きい。投信解約益を除いたROA(コア業務純益ベース)も0.3%弱と地銀平均程度の水準は確保し ているものの、15/3 期までの0.5%台に比べ低下している。低金利環境を背景に、収益力は今後も弱含ん で推移していくとみられる。

(3) 金融再生法開示債権比率は17 年3月末で1.18%と低い上、総与信に占めるその他要注意先債権の残高が 少なく、分類率も抑制されている。大口の不良債権が少ないことや、要管理先や破綻懸念先に区分される

与信先に対しては DCF 法に基づく保守的な引当が行われていることなどから、今後も与信費用が連続し て多額となるリスクは小さいとみている。

(4) 有価証券運用においては、近年、株式や投資信託、外貨建て債券を中心に残高を速いペースで増やしてい る。株式や投資信託の残高が 4 割超を占め、資本対比でみた価格変動リスクは大きい。17/3 期は有価証 券関連損益全体では利益を確保しているものの、比較的多額の債券及び株式等の売却損を計上している。

今後も投資信託や外貨建て債券を増やしていく方針であることから、市況の変化が評価損益や収益などへ

及ぼす影響を引続き注視していく。

(5) 連結コア資本比率は 17 年3 月末 12.54%、貸倒引当金などを除いた調整後でも 12%台と、資本の充実度 は高い。有価証券にかかるリスクを十分に吸収可能な水準であり、リスクアセット対比で良好な資本水準

を維持していけるとみている。

(担当)阪口 健吾・清水 達也 ■格付対象

発行体:株式会社富山第一銀行

【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A 安定的

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http://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2017年6月19日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:阪口 健吾

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(http://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(http://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)、「銀行等」(2014年5月8日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社富山第一銀行

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が提供した監査済財務諸表

・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(http://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

情報サービス部 TEL:03-3544-7013 FAX:03-3544-7026

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